会長挨拶

日本写真測量学会のホームページにようこそ!

 日本写真測量学会は昭和37年(1962)に写真を使った三次元測量(これを写真測量と呼びます)の学術的発展を推進するために設立されました。写真測量は、衛星画像、空中画像および地上画像を用いて実施できます。また、レーザースキャナ、衛星測位データ(GPSなど)、地理情報システム(GIS)、リモートセンシングデータ(マルチ/ハイパースペクトル、レーダー画像など)と写真測量を融合させて様々な空間情報を生み出すことができますが、これらの周辺技術に共通なKey Wordはデジタルデータであり、デジタルデータを視覚化したものが画像となります。

 写真測量は「デジタル写真測量」に発展し、地形測量のほかに、地質、測地、地理調査、土木工学、農業、林学、工業計測、文化財調査・計測、災害、雪氷、人体計測など幅広い分野において空間情報取得技術として応用されています。また、取得された空間情報に3D表現を加えることにより、その成果は教育・訓練・娯楽の要素を持ち合わせた色々のシミュレーションやアニメーションおよび各種バーチャル環境の構築等において利活用されることが期待されます。ここに、写真測量学会の目的は“画像による空間情報の取得とその3D表現”に関する学術的発展を推進することとなります。

 「いつでも」、「だれでも」、「どこでも」地理空間情報にアクセス可能にするG空間社会の担い手として「デジタル写真測量」は、とても大切な技術になっています。

 写真測量学会は2012年5月に50周年を迎えました。時代時代の技術背景により空間情報取得技術のあり方も変化していくものと思われますが、今後の50年間においても日本写真測量学会は常に最先端の情報発信源としての役割を果たし、また諸先輩が築いてきた50年間の伝統を失うことなく、かつ若手研究者にとって魅力的な学会として、沢山の若手研究者が巣立っていくことを願っています。

 会員の皆様にはこれからも益々学会活動に参加していただきますようお願いいたします。非会員の方には是非日本写真測量学会に入会していただき活動にご協力ください。日本写真測量学会は小さな学会ですが、アットホームな雰囲気で、若い世代の方々とシニアの方々が、また民間企業の方々と大学や官庁の方々とが和気あいあいに交流する場を提供しております。皆様の積極的な活躍をお待ちしております。


日本写真測量学会 会長